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太陽と海の恵み~女性の鍼灸院院長ブログ

東京の大森にある こころとからだの女性専門鍼灸(しんきゅう)院「はりきゅう しぜんの恵み」女性針灸師の日々

この先、
死ぬまでの間、
傷つくことは免れないだろう。

傷つきながら生きるのだ。

それをどこかでは魂を磨くという表現だったりもする。

ですが、
傷を受けるととても苦しいし、
癒えるまで数十年かかる場合ももしくは癒えない場合もあるので、
表面に鎧を付ける人も沢山いる。

すぐ怒ったり、
威圧感を与えたり、
鈍感な状態をキープしたりと・・・。

あとは、
自分はハッピーとポジティブ呪文を唱えるとか?

魂磨くというよりかは、
このまま傷つかないで行ったほうが、
なにせ楽できるし、
優位で価値の高い存在のような気がしているからだと思う。


私だったら傷つかない強さより、
傷ついた時に気づける強さが欲しい。

そっちのほうが、よっぽど賢者のようだから。



どうしても、
海が見たくなって、
真夜中、
工業地帯の海に出かけた。

震災以降、
なんとなく気が乗らなかったのだが、
どうしても会いたくなった。

向こうの空では遠雷が光っていた。
隣の離れ小島からは海鳥が鳴いていた。
魚がジャンプした。
風が私の髪をぐしゃぐしゃにした。
私は猫じゃらしで遊んでいた。

そのまま数時間があっという間に流れた。
こんな工業地帯の海でも十分に癒されたなんて・・・。

やっぱり自然は愛だったんだ。。。



こんなに汚染されてしまって、
傷つけられた賢者から私達は何を学ぶのか。



私はほんとうに、
申し訳ない気持ちになった。



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しぜんの恵み

Author:しぜんの恵み
はりきゅう しぜんの恵み
院長 須藤恵理子です。

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