FC2ブログ

太陽と海の恵み~女性の鍼灸院院長ブログ

東京の大森にある こころとからだの女性専門鍼灸(しんきゅう)院「はりきゅう しぜんの恵み」女性針灸師の日々

東洋医学では、一風変わった病気の原因を考えます。

大きく3つに分けて
内因外因不内外因です。


内因は、前回に紹介したように、
「七情の気」と言った、
精神活動、感情のブレが原因で
内臓を傷つける事によって症状が出る事です。


外因は「六淫の邪」と言い、
天候や気候などによるものです。


不内外因は、生活の中に起きる原因です。

例えば、
飲食の不摂生、過労、不眠、住居環境、性行為の過度などが含まれます。

このような原因もしっかりと内臓、症状に大きな影響をもたらします。


その中で、今回は天候の影響が大きい「六淫」をご紹介します。

「六淫」というだけに種類は6つあります。



・風:肝(春)に関係します。
   動きが早く、他の邪と一緒になりやすいです。
   頭部の病気に多く、頭痛、鼻づまり、咽頭痛、風邪、めまい、運動麻痺などを含みます。

   
・暑:心(夏)に関係します。
   火の特性と持ち、高熱、多汗、口の乾き、脱力感などの症状が現れます。
   日射病、熱中症などを含みます。 

・湿:脾(残暑)に関係します。
   重く、動きが悪く、胃から下にかけての、
   消化不良、下痢、足のむくみ、体のだるさ、などの症状が現れます。
   湿気の多い住居環境、飲食、悩み、過労などの不内外因も湿の原因となります。

・燥:肺(秋)に関係します。
   乾燥する働きによって、体内の水分が減り、皮膚に潤いがなくなります。
   痰、喘息、胸痛、声枯れなどの症状が現れます。
   煙草も大きな原因のひとつになります。


・寒:腎(冬)に関係します。
   体内の流れを滞らせ、筋肉、血管、毛穴を収縮句させ、急な痛みを引き起こします。
   汗をかいたあと風に当たったり、冷房などで急に体温が下がった時に侵入しやすいです。
   急な下痢、嘔吐、ギックリ腰、頻尿などの症状が現れます。


これらは全て、「隙」に入り込むものです。
やはり疲れていたり、感情がぶれていたり、季節や体質に合った服装をしないと、
そこに邪が好きな「隙」が生まれて侵入されてしまうのです。

なので、生活する中で
一番自分を知っている自分がしっかりと気をつけていれば、
六淫による病気は最低限に抑えられます。

自分にとっての一番の名医は自分という事になるのです。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://89shizen.blog20.fc2.com/tb.php/51-32ba31f9

しぜんの恵み

Author:しぜんの恵み
はりきゅう しぜんの恵み
院長 須藤恵理子です。

QR